又ブラジルにコロナが戻っています。サンパウロは先週に比べて4割も入院患者が増え、室内でのマスク使用が義務付けになりました。
当クリニックにも完治の患者さんを上回る数の日本人駐在員新患者さんからひっきりなしにメッセージが入り必死に応対の毎日です
当クリニックはこの2年間でコロナ治療を含め延べ2000件以上の駐在員患者さんをオンライン治療だけで治したという実績があります。 オンライン担当はベテランで博士である平田先生と内村先生です。お二人は常に落ち着いた診断、適切な治療をされます!
私は薬の配達、検査の手配、書類手続き、その他を担当しましたのでいわば超インテンシブ全般医学(特にコロナ治療)をお二人から学んでいるという人生後半にての貴重な経験を積んでいます
下記現在のオンライン治療を説明します。
コロナ治療
1-早期治療が必要
コロナ以前はただの風邪だった症状がコロナの症状でもあります。
鼻水 咳 下痢 頭痛 身体のだるさ
皆さん免疫力が低くなっているだけだからと自力で治そうとします。 日本から持って来た風邪薬を飲んでみます。 大抵効きません。 数日後症状が悪化して、やはりブラジルのお薬をと相談に来られます。
コロナは全ての臓器を炎症させる病気です。身体は炎症すると抵抗力が下がり他のもっと悪い細菌の感染症にかかります。コロナの2次感染では肺炎が代表的な例で、かかって肺の大部分を侵してしまったら呼吸困難になり入院して、悪化して死亡ヘと至ります。
2-対処治療
ブラジルにはまだ市販のコロナ特効薬がありません(例えばインフルエンザにタミフルという様に)。ですから基本的に炎症を抑える薬の使用となります。
鼻詰まりは鼻洗い 熱が出たら解熱剤 咳が出たら咳止め 感染が診られたら抗生物質
と薬嫌いの人にはたまらないかも知れませんが西洋医学ではとにかく問題を重症化させない為その都度しっかり治します。
重症化するとコロナは後遺症も残ります。全臓器(特に自立神経、皮膚、呼吸器官)に及ぶそうですので中途半端な治療をすると大変危険な病気です。
当クリニックは患者さんが間違えて買ったり、病気なのに外出しないようご自宅へ薬を配達しております。(サンパウロ市内)。
3-初期、中症期まではオンライン診察で。
コロナにかかっているのに外出をすればウイルスを閑散してしまい、社会的責任が負われることになります。
症状が収まってから5日間 コロナテストで陰性が出るまで 医師の治癒証明書が出るまで
自宅で誰とも接触なく隔離しましょう。
当クリニックは血圧計、オキシメーター数値点検、血液検査、尿検査のラボラトリー出張手配も行っております。
4ー予防法
ブラジルではコロナで65万人の死者が出ています。良いのはかからないことです。
7月中旬まではかなり感染度高いと推定
ワクチンを子供も大人も受けられる分受ける。 食事前の手洗い 95Nマスク使用 密集する場所には行かない 会食を避ける
コロナとの鬼ごっこ。今は隠れる番です。

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