オミクロンよりも通常コロナよりも今サンパウロで死亡率が高いのは他のウイルス感染症です。
発熱、のどの痛み、鼻水、胃腸炎、気管支炎、肺炎、関節・筋肉痛、角膜炎・結膜炎。。この症状を聞くとコロナ?!と心配しますよね。でもこれはインフルエンザの症状でもあるのです。 インフルエンザも年によって危険性を増し殺人インフルエンザとも呼ばれています。重い症状がインフルエンザ脳症です。 インフルエンザ脳症は、インフル感染をきっかけに免疫異常が起き、脳の動きに急激に異常が生じ、神経障害や意識障害に至るものです。10歳未満の子どもたちで発症リスクが高く、乳幼児では亡くなるリスクも高いです。
サンパウロ大小児科教授坂野カレン先生は最近大学病院外来は風邪で来院する患者さんで溢れていると言っています。 小児にコロナワクチンはまだ認められていないので相変わらず小児のコロナ患者も多く病院はひっ迫状態だそうです。 坂野先生は子供にはコロナは重症化しませんがインフルエンザでは多く死亡していると言う重大な警告をされています。
ここ2季に渡ってインフルエンザがあまり流行しなかったことやワクチンを打つ小児の数が減っていることから(高齢者はサンパウロは100%インフルエンザワクチン接種に達したそうですが)免疫力が低下しているそうです。
ー大勢集まる場所は避けましょう。 ー換気を良くしましょう。 ーマスクは続けて使用しましょう。 ーインフルエンザワクチンを受けましょう。 ー風邪だからと油断せず早期治療をしましょう。 ー自己判断、自己治療は危険ですから医師に相談しましょう。
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