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皆さんお願いします。次の連休(7月9日ー11日)も密会食マスク試用鼻出しマスク

皆さんお願いします。次の連休(7月9日ー11日)も 密会食マスク試用鼻出しマスク ワクチン受けたからと安心しないでください。人口の7割がワクチン受けるまではコロナの感染力は強いです。 寿命が10年縮んだと思えるほどの6月でした。又今度の連休明けに同じことが起きると思うと今からヘトヘトです。下記恐怖の6月のレポート書きます。

6月始めの連休明けの4日目から入り始めた日本人駐在員及び家族の方からのメッセージ、(メッセージの返事待てなくかけてくる)電話コール。次から次へとひっきりなし。 コロナ対策法を緩んでつい行ってしまった満員レストラン、子供の為にと送ったスポーツ合宿(これは全く非常識)、連休明けの学校の旅行に行って感染したクラスメートか先生、ゴルフの後の会食などさまざまな感染ルートから来るは来るは、「熱が38度」「下痢が止まらない」「倦怠感がある」でPCR検査を受けたいという相談。 いざ自分にコロナの疑いが出ると皆パニックになる。心配で眠れない患者さんから明け方でも深夜でもメッセージが来る。

まずオンライン診察で医師にPCR検査を受けるタイミングと必要性を見極めてもらい予約を入れる。皆その日のうちに解決しようと思っているので検査するのが症状が出てから4日後でそれまで家族全員隔離しなければ行けないと知りショックを受けられる。 次に対処治療にかかる。朝も晩も1日中薬を購入し配達する(コロナ疑いがある人がフラフラと薬局に行かれてはいけない)。 処方箋が必要な時は診療所の真下の薬局と提携してあるので配達してもらう。この薬局はまだ出来たばかりで従業員が慣れていないので遅れる。患者さんからは「まだ来ていないんですけど」「来たようですけどポルテイロさんがポ語で言うのでわからない」「会議中だから配達の時間を指定したい」と薬配達一つにも大変な労力がかかる。 そしてPCR検査をラボから自宅出張させる手配を取る。こちらはラボが慣れているので比較的スムーズに行われる。 問題は結果待ちの期間。 「まだ結果が出ないのですけど」「検査結果の見方わかりません。そちらで(クリニック)で見てくれると思っていました」。こちらからラボに早く、特別に早くお願いと催促すること1日中。 歯科は相変わらずの多くの治療数で事故で6本前歯折った患者さんも来れば、85歳でインプラント6本入れた患者さんもいて6月は普通よりも大掛かりな治療が続々。こちらにも神経集中していなければいけない。 治療中携帯を見ていないと1時間後にはメッセージが10は入っている。メッセージの応対で次の患者さんを遅らせると事情が分からなく放置されていると怒る患者さんもいてそちらにも気をつかう。 6月1日から旅行用のPCR検査の依頼を受けるのを辞めてしまっていて良かった。クリニックとして病気の治療に専念しなければ。領事館のサイトからも名前を削除をしてもらったにもかかわらず未だ「オリンピックで日本に行くのですが」「*日*時にカタール便で行くのですが、いつPCR検査受けたらいいですか?」と場違いなメッセージにも答えなければいけない。

そして、とうとう駐在員にコロナ患者さんが三人も同時に出てしまった。連休明けから5日経った6月10日ごろ。

「あなたは陽性です」と報せるのも私の役目。これはガンであなたの余生は数ヶ月だと言うのと同じくらいに重い。いえ数ヶ月どころじゃない、変異コロナでは最近6日間で死に至ってしまうので死の告知に近い。

電話で告知とこれからの治療法を長々説明する。 コロナトリオは皆単身者。二人は息子と同じくらいの歳。もし雄やマリが海外駐在中コロナにかかったらと思うと人事ではない。日本に居るお母さんがどんなに心配しているかと思うといたたまれない。

三人とももちろんまさか自分がなるとは思っていないから何をどうしていいかもわからない。 これから隔離を始めますのでドアの外には出ないで下さい、ポルテイロさんに食事、薬など全てドアまで持ってきてください、とアプリでの買い物の仕方なども教える。トリオの一人はまだブラジルに来て1ヵ月も経ってないと言う。 コロナは初期から治療すれば治す可能性はあるのできちんと医師の指示に従う様説明する。

まず毎日のモニタリングの為のキットを送る。体温計、オキシメーター、血圧計、対処処置の薬をセットを直ちに送る。

毎日のモニタリング診察を平田先生に担当してもらう。必要に応じて血液検査の出張を送り感染、貧血、血栓の有無を図る。 出張看護婦さんによってはおしゃべりでポ語でいろいろ話しかけるもので患者さんは????と私に連絡を送ってきてビデオ会話になる。私はやっていることを中断して付き合うことになる。(又治療中の患者さんに睨まれる)。 検査結果も皆早く見たいので「もう出ましたか。」の催促コールを送ってくる。こちらも1日中ラボに催促をする。 (なんと悪いことは重なる様で大手ラボのシステムに強ウイルスが入り5日間も落ちていたこの間ラボは殆ど手作業で検査結果を送ってきてくれたがもちろん通常よりはかなりスピードが落ちていた)。

コロナトリオさんは血液検査とモニタリング診察の結果は正常でホッとしていたのも束の間9日目(恐怖のコロナ9日目)に一人の症状が急変化。咳が酷くなっていた。 金曜日の夕方私は他の患者さんの足のMRIに付き添っていながら、もう一方でコロナ患者さんの肺のCTスキャンを手配、患者さんにフレウリーラボへ取りに行ってもらう。

自宅に帰りやれやれと食事をしてた21時半ごろ平田先生から電話があり、CTの結果をサイトで見たが25-50%肺が侵されている、直ちに病院で肺の専門家に診てもらう様にと依頼された。平田先生は彼女のお兄様が入院中で危篤になっていたので(その後お亡くなりになる)その応対で行けないから私に付き添う様依頼する。

患者さんに電話しても寝てるのか繋がらない。夜中に飛び出してウーバーで患者さんのビルまで行き管理人さんにインターホンで起こしてもらい、即シリオリバネス病院へ。熱はないけれどかなり衰弱している様子で、携帯で勤め先の人事に連絡しようも力なく私にしてくださいと言う。 患者さんのお勤めの人事の人に連絡をしようも週末は企業用携帯は切ってあるらしい。同僚さんにも誰とも連絡出来ず、結局私が入院手続きを全てすることに。 南米1、2を誇る最高級病院「大統領も入院する病院ですからね」と患者さんを安心させ、救急ボックスに入り医師の往診が終わるまで見届けて夜中12時ごろ帰宅。氷つく様に寒い夜だった。呼吸器だけには入らないでほしい、と手を合わせて祈っていた。

次の日から毎日平田先生がシリオリバネスの担当医と連絡を取り合って治療、無事3日後退院。呼吸器も何も必要なく栄養剤と薬の点滴を受けた経過観察の為の入院だった。 平田先生の正確な判断が成功に結びついた、とシリオリバネスの医師団も「次の日まで待っていたら命に危なかった」と口々に褒めていた。

コロナの治療は死と隣合わせ。今日良くても明日急変する。

コロナトリオの自宅治療組でも一人は血栓症の症状が出て杭凝固剤を飲んでもらった。 この時期アストラゼニカワクチンがごく稀に血栓症の副作用が出るからという理由で世界中で拒否されていると聞いて呆れた。 コロナで血栓症になる方がよっぽど確率多いじゃないかと(ブラジルの50万人の死者の殆どが肺の血管の血栓症で亡くなっている)皆に知ってもらいたい。 今はアストラゼニカでもあるもの何でも受けて欲しい とにかくコロナにかからないでほしい!

コロナトリオは全員完治。

しかし又来る7月9日の連休。 今度は皆ワクチンを打ったから更に安心して旅行や、会食でウイルスを閑散するだろう。 休みなくヘトヘトなのに又洪水のようにコロナ疑いの患者さんたちが来られたらどうしようと不安になる。 コロナでなくても皆が外出するとほかのウイルス感染(風邪、食あたり)、事故が発生する割合が多くなるではないか。 ワクチン2回打った内村先生もコロナにかかり1ヵ月以上も治療されている。あと2週間は休むようにと肺の専門医のドクターストップがかかってる。 ワクチン打ってもかかるのでは、効かなかったかと言われるが、そうではなくワクチン打ったから死に至らなかったなのだ。100%効くワクチンは存在しない。

コロナはいわば「わがまま病」。 皆自分の都合に合わせて防止対策を適当にする。駐在員の場合日本人同士だから大丈夫、何々飲んでいるからうつらない、免疫力がある、精神力で治す、ワクチン打ったから大丈夫と自分自身に言い聞かせて元の生活に戻ろうとする。

サンパウロの7割の人口がワクチンを受けるまでもう少し。 そうしたら感染力低くなってほぼ以前の生活に戻れると思う。 皆さんが9月、安全を持って11月ごろまで我慢してくれますように!


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